ボードゲームのテーマ=言い訳
アブストラクトゲームは除きますけど、大体のボードゲームには“テーマ”がありますよね。例えばアグリコラだと農場経営。カタンだと無人島開拓。他にも色々。
で、個人的に私は、ボードゲームのテーマってのは、そのゲームで使われてるメカニクスやルールを、プレイヤーに納得させる為の理由として存在してる、と思ってます。
例えばなんですが、ルール上即死要素があるゲームって大概、テーマによってその即死要素が存在する理由が説明出来るんですよね。ダンジョンクエストとか。危険なダンジョンに潜って宝物を取って帰る、ってテーマですし、即死のトラップがあっても何も問題はないんです。
これでテーマが農場経営だと、プレイヤーはそのゲームをクソゲーだと見なします。だって農場経営するゲームで即死ですよ。何があったんだってなります。納得いきませんよね。※
だから私は、ボードゲームを作るのであれば、とにかくルールの言い訳が出来るテーマを用意してあげた方がいいと思うんです。その方が没入感も勿論増しますし、プレイヤーも不満を抱かない。そういう所に気をつけたい今日この頃なのであります。
※(まあ農場経営ゲームなのに即死要素があるのも、それはそれで面白いっちゃ面白いんですが… その分メカニクスも頭捻って考えないと駄目ですからねぇ。難しいとこです。)